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【Godot】ゲーム制作エンジンとしてのメリットとデメリット、ダウンロード方法について解説

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ゲーム開発の夢、諦めていませんか?

Godotなら、その夢を現実にできるかもしれません。無料で使える、初心者にやさしい、そして驚くほど強力なこのゲームエンジンは、あなたのクリエイティビティを解き放つ鍵となるでしょう。

2Dから3Dまで、PCからモバイルまで、Godotはあなたのアイデアを形にする最適なツールです。

さあ、今すぐGodotの世界に飛び込んで、ゲームクリエイターとしての第一歩を踏み出しましょう!

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Godotについて

Godotは、ゲーム開発を簡単かつ効率的に行えるオープンソースのゲームエンジンです。

Godotについて
  • 無料で商用利用可能: 完全に無料で、商用プロジェクトでも追加費用が発生しません。
  • 軽量でポータブル: インストール不要で、USBメモリなどに入れて持ち運べます。
  • 2D/3D対応: 特に2Dゲーム開発に強みがあります。
  • 初心者フレンドリー: GDScriptというPythonに似た言語を使用し、学習が比較的容易です。
  • クロスプラットフォーム: PC、モバイル、Web向けのゲーム開発が可能です。
  • 直感的なインターフェース: シンプルで使いやすいエディタを提供しています。

Godotの読み方は?

Godotの読み方は「ゴドー」または「ゴドット」です。一般的には以下のように発音されます

Godotの読み方
  • 「ゴドー」: 英語圏では /gəˈdoʊ/ (グドウ)と発音されることが多く、日本語では「ゴドー」と表現されます。
  • 「ゴドット」: フランス語の発音に近い /gɔdo/ (ゴドー)を日本語で表現すると「ゴドット」となります。

日本語のコミュニティでは「ゴドー」と「ゴドット」の両方の呼び方が使われていますが、「ゴドー」の方がより一般的です。

Godot、Unity、UnrealEngineの比較

Godot以外にもUnityやUnrealEngineといったゲームエンジンがあります。これらのメリットとデメリットを比較してみましょう。

Unity

幅広いプラットフォームサポート: UnityはPC、モバイル、コンソール、VR/ARなど多くのプラットフォームに対応しています。


C#スクリプティング: C#を使用したスクリプティングが可能で、汎用性が高く、他の分野でも役立つスキルです。

大規模なコミュニティとサポート: 長い歴史と広いユーザーベースにより、豊富なチュートリアルやフォーラムが存在します。

ライセンス費用: 無料版のUnity Personalは機能制限があり、年間売上が一定額を超えると有料ライセンスが必要です。

学習曲線: C#の習得が必要で、初心者にはやや難易度が高い場合があります。

Unreal Engine

高品質なグラフィックス: Unreal Engineは高品質なグラフィックスを提供し、特にリアルタイムレンダリングに強みがあります。

ブループリントシステム: コーディング不要でビジュアルスクリプティングが可能なブループリントシステムを提供しています。

無料で使用可能: 基本的に無料で使用でき、収益が一定額を超えるとロイヤリティが発生します。

高いシステム要件: 高品質なグラフィックスを実現するため、開発環境に高いシステム要件が求められます。

学習曲線: ブループリントシステムは直感的ですが、エンジン全体の機能をマスターするには時間がかかります。

Godot

完全無料で商用利用可能: オープンソースで、追加費用なしで商用プロジェクトにも使えます。

軽量でポータブル: インストール不要で、USBメモリなどに入れて持ち運べます。

2Dゲーム開発に強い: 特に2Dゲーム開発において高いパフォーマンスと使いやすさを誇ります。

初心者フレンドリー: GDScriptというPythonに似た言語を使用し、学習が比較的容易です。

クロスプラットフォーム: PC、モバイル、Web向けのゲーム開発が可能です。

直感的なインターフェース: シンプルで使いやすいエディタを提供しています。

オールインワンパッケージ: スクリプトエディタ、アニメーションエディタ、タイルマップエディタなどが統合されています。

シェーダーのリアルタイム編集: シェーダーコードの変更がリアルタイムで確認できます。

ノードベースのシステム: ノードを組み合わせることで機能を実現でき、全体を見渡しやすい構造です。

バージョン管理のしやすさ: プロジェクト関連の設定ファイルがテキストベースで可読性が高く、バージョン管理がしやすいです。

Blenderとの相性の良さ:.blendファイルを直接インポート可能です、

コンソールゲームのデプロイが難しい: ライセンスの関係で、Godotはコンソールゲームへのデプロイ機能を提供していません.

コミュニティの規模: UnityやUnreal Engineに比べると、コミュニティの規模が小さく、リソースが少ない場合があります.

機能の制限: 一部の高度な機能やツールはUnityやUnreal Engineほど充実していないことがあります.

チュートリアルやアセットの豊富さなどではUnityやUnrealEngineのほうが上回ります。

しかし、Godotは特に個人開発者や小規模チームにとって魅力的なゲームエンジンとなっています。

Godotのダウンロード方法

Godot Engineのダウンロード方法は以下の通りです

Godot Engineの公式サイト (https://godotengine.org) にアクセスします
トップページの「Download」ボタンをクリックし、ダウンロードページに移動します

ダウンロードページでは、以下の2つのバージョンから選択できます

Godot Engine (Standard Version): GDScriptを使用する通常版

Godot Engine – .NET (Mono Version): C#を使用できるバージョン

特にC#を使用する予定がない場合は、Standard Versionをダウンロードすることをおすすめします

お使いのOSに合わせたバージョンをダウンロードします。Windows、macOS、Linuxなど、各OSに対応したバージョンが用意されています
ダウンロードボタンを押すと下記の画面が表示され、ダウンロードが始まります。
ダウンロードしたZIPファイルを任意の場所に解凍します
解凍したフォルダ内にある実行ファイル(.exeファイル)をダブルクリックすることで、Godot Engineを起動できます

Godot Engineは自己完結型のアプリケーションであり、インストール作業は不要です。ダウンロードして解凍するだけで使用できます

また、アンインストールも簡単で、ダウンロードしたフォルダを削除するだけで完了します

そのほか、SteamやEpic Games、itch.ioなどのプラットフォームからもGodot Engineをダウンロードすることができます

これらのプラットフォームを利用すると、自動アップデートなどの便利な機能を利用できます

ダウンロードするバージョンについて

Godotのトップページに「Looking for Godot or a previous version?」というリンクがあり、Godot3系など過去のバージョンをダウンロードすることが可能です。
そもそも、Godot 3系と4系のどちらのバージョンをダウンロードすればよいのか疑問に思うはずです。

いくつかの重要な違いがあるので、いくつかまとめました。

Godot3系とGodot4系の違い

レンダリングエンジン

Godot 4では、新しいVulkanベースのレンダリングエンジンが導入されました。これにより、グラフィックス性能が大幅に向上しています

物理エンジン

Godot 3では「Bullet」を使用していましたが、Godot 4では新しい「Godot Physics」エンジンに変更されました

GDScript

Godot 4ではGDScriptに多くの改善が加えられ、静的型付けやasync/await機能が追加されました

ノード名の変更

2Dと3Dのノードを区別しやすくするため、3Dのノード名にはサフィックス「3D」が追加されました

プロジェクト設定

Godot 4では、Project Settingsの項目が整理され、Advanced Settingsを有効にすることで詳細な設定が可能になりました

デフォルトのビューポートサイズ

Godot 3.5ではデフォルトのサイズが1024×600でしたが、Godot 4では1152×648に変更されています

APIの変更

多くのAPIが変更されており、例えばColorRect.rect_sizeプロパティがなくなり、代わりにColorRect.get_rect().sizeを使用するようになりました

Godotの3系と4系どちらがおすすめ?

初心者がGodotを始める場合、4系をおすすめします

最新の機能と改善点

Godot 4は最新バージョンであり、多くの新機能と改善が加えられています。パフォーマンスの向上、新しいレンダリングエンジン、GDScriptの改善などが含まれます。

長期的なサポート

今後のアップデートやコミュニティサポートは4系に集中していくため、長期的な視点で見ると4系の方が有利です。

学習リソースの増加

Godot 4のリリース以降、4系に関する学習リソースやチュートリアルが急速に増えています。

新しい開発環境

4系から始めることで、最新の開発環境に慣れることができ、将来的な移行の手間を省くことができます。

改善されたユーザーインターフェース

4系ではエディタのUIが改善され、より直感的に使用できるようになっています。

ただし、以下の点に注意が必要です

安定性

3系の方が長期間使用されているため、より安定しています。4系は比較的新しいので、まだ一部のバグや問題が存在する可能性があります。

学習曲線

4系には新機能が多く追加されているため、学習すべき内容が3系よりも多くなる可能性があります。

既存のリソース

3系向けに作られた古いチュートリアルやアセットは、4系では直接使用できない場合があります。

【Godot】ゲーム制作エンジンとしてのメリットとデメリット、ダウンロード方法について解説

まとめ

Godotは特に個人開発者や小規模チームにとって魅力的なゲームエンジンとなっています。

これから個人でゲーム制作を始めようとされている方やゲーム制作初心者の方にとてもおすすめです。

また、Godotは気軽にダウンロードして実行できるため、手軽に試すこともできます。

日本ではまだ普及していないものの、公式のチュートリアルやリファレンスは非常に整備されていますので、これを機にGodotでゲーム制作を始められてはいかがでしょうか。

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